オス or メス GOOD OR (NOT)?
オス、スメ、脂について。
先日の剱崎釣行の後日談で、ひとつおもしろい発見があったのでご報告!
解説は、約一年ぶりの登場かな?当ブログのマスコットキャラクター、月夜ちゃんにも登場してもらいつつ触れてみます♪
時節は1月中旬、厳冬の
剱崎で釣った2匹の良型メバルのお味はいかほどか?と、刺身、煮付け、みそ汁で食べてみました!
まず、1番大きいのは、半身を刺身+半身みそ汁でいただきました。
刺身は2日寝かせてしまったので鮮度イマイチでしたが、さしみ醤油に脂がほんのり浮かぶぐらいのっておりとても美味かったです
次に、同じメバルをみそ汁にしてみると、脂が出るわ出るわ。それはもー鶏ガラスープかなんかを彷彿とさせるほどの量でした
一方、煮物にした2番目に大きかったメバルはどうでしょう?
ん?煮ても煮ても脂が浮いてこない、厳寒期のメバルはかほどに脂が乗っているものか!と感動したのが数分前だった気がする…の何故?
ここで本日の真打!月夜ちゃんに登場してもらいます
Thinking time...
Think different!
そういえば、産卵で体力消耗(脂が落ちる)するのはスポーニングをするメスの事情であって、卵おろさないオスにはあまり関係のない話なのでは!?
事実確認のため、月夜ちゃんの生みの親で今回もイラストをかきおろしてくれた広島の釣り友達、実君に電話したところ、産卵期のメスメバルは「クソまずい。」とのことやっぱりね
解けた!メバル脂乗りの方程式
産卵期(メス) < 産卵期(オス)
ビバ!厳寒期のオスメバル!美食の祭~りだ祭りだ♪
で、メバルのオスとメスの見分け方ですが、肛門の後ろにある交接器の形状で見分けられるみたいです。
・オス:交接器上に2つの小突起(※2段重ね状。メスと比べると、白い突起があるのが特徴)
・メス:交接器上に1つの小突起
なるほど。ということで、今回撮ったメバ写をよく見てみると。
美味しかった方には、ある(笑)
メバルによっては、パッと見よく違いがわからないこともあるようですが、交接器のまわりを押すとオスなら突起がでてくるので、これでほぼ判別可能とのこと。
その他、いろいろ調べて分かった発見事項↓
・メバルは、実際は卵胎性。卵を胎内で孵化させて、5mmぐらいまで育ててから海中に産み出す。(稚魚持ちメバルなんて釣ったことないが、ほんとうか?)
・産卵後のメスはお腹部分がウロコ荒れをしている。これが釣れたら美味しくないのでリリース。(by 釣りビジョン)
・メバルは性転換をする。小さい頃は比率1:1ぐらいだけど、成長に釣れ性転換が増え、20cm以上の大型になると90%以上はメスになるらしい。
ということは良型オスはかなり貴重!
ということですね
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